EPAの効能。
注目の栄養素、EPAが持つ代表的な効果を紹介します。
最近では、サプリメントや飲料まで販売されていますので、よく学んで、効能を利用してください。
動脈硬化の改善。
EPAは、動脈硬化の原因である、血小板の凝集を抑制する効果があり、予防や改善に役立つとされています。
特に、心筋梗塞や、虚血性心疾患の原因とされる、心臓に近い血管である冠状動脈に効能があり、死亡リスクが低減するという報告があります。
血小板凝集抑制作用は、血液をサラサラにする効能もあるため、動脈硬化だけでなく、さまざまな疾病に効能があります。
花粉やアトピーの改善。
EPAには、炎症やアレルギーを改善または、軽減する効能があるとされています。EPAが、炎症やアレルギーの原因となるプロスタグランジンやロイトコリエンといった物質を抑制するためで、これは、成人病予防にもつながります。
中性脂肪を減らしてくれます。
EPAは、血液をサラサラにする効能を持っていますが、特に、中性脂肪を減少する効果が強いとされています。中性脂肪が高いと、高脂血症や血栓症、高血圧などさまざまな疾病の原因になるとされています。
ダイエットを強力にサポートします。
近年になって、私たちの体内にはGLP-1と呼ばれる『痩せるホルモン』が存在している事が判りました。EPAを摂取すると、小腸を刺激してGLP-1の分泌を促進しますので、ダイエットに役立つ事が報告されています。
生理痛の改善に役立ちます。
EPAが発生を抑制するプロスタグランジンは、経血の排出に関わっています。
多量に発生してしまうと、子宮の収縮が激しくなり、生理痛をひどくする原因になります。EPAを十分摂取する事で、生理痛の改善効果があるとされています。
がんの予防にも注目されています。
近年では、がんの予防効果も臨床や研究が進められています。炎症抑制効果などは、実証されてきており、前立腺ガンのリスクが低下するとの報告もあります。
肌トラブルを改善してくれます。
実は、EPAは、ヒアルロン酸と共に、皮膚の角質層を繋ぐ役割を担っています。
角質層がばらばらの状態になると乾燥や皮膚トラブルの原因となります。十分に存在する事で、それらの改善効果が期待できます。
EPAを効率よく摂取するには、サプリメントの利用が理想的です。
こちらで、上手なEPAサプリメントの選び方を紹介していますので、ぜひご覧下さい。
EPAと共に、サラサラ血液に重要な栄養素。
EPAの大きな特徴である血流の改善に効能がある他の栄養素を紹介しておきます。
ビタミンE
抗酸化作用により、悪玉コレステロールの酸化を抑制し血小板の粘着を防いでくれます。これにより、血液をもサラサラにしてくれます。
その結果、頭痛や肩こり、冷え性などの血行不良による症状を緩和する効果が言われています。
DHA
EPAと同じ仲間であるDHAは、悪玉コレステロールを減少させる効能が強く、赤血球や細胞膜や血管壁を柔らかくする作用もある事から、血液をサラサラにする為には欠かせません。
イチョウ葉エキス
ヨーロッパでは、医薬品として取り扱われているくらいすばらしい、血流改善の効能を持っています。血流を良くし、脳細胞を活性化さる効果により、認知症にも有効だといわれています。